〈大雪時〉ガレージ、カーポート、物置等の雪下ろしについて〈再掲〉

〈令和3年1月7日投稿〉

先日もご紹介しましたが、カーポートやガレージなどの積雪荷重について記載させていただきます。


一般的に積雪1.5m(4500N/㎡)対応や2m(6000N/㎡)対応などと謳われています。

ちなみにこの荷重想定は雪の比重として0.2~0.3g/cm3換算のため、サラサラの軽雪とした場合の想定です。よって例えば1.5m対応と謳われていても、湿雪だと0.5g/cm3を超えることもあると思いますので、80~90cmも積もれば限界数値に達してしまいますし、氷になると0.82~0.84g/cm3と言われますので、十分な気遣いが必要です。

とはいえ、、この数値を超えると簡単に倒壊するものではありませんが、やはり基礎に荷重がかかり沈下による変形や、破風等構造物の破損などが起こりえますし、ガレージなどは限界を超えるとクシャッと潰れることもあるので要注意です。

そして盲点になりがちなのが、一般的なスチール製の物置です。多雪型と謳われていても数値的には3000N/㎡~1m荷重がほとんどなのでお気をつけください。

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また、大雪の時に多いのが、普段はできない住宅屋根の巨大な雪庇が落ちて、カーポートや物置などを直撃して壊してしまうなど。

ほとんどの場合は住宅の火災保険が適用されますが、事故などが起きると大変です。十分に注意するとともに、雪庇を落とすときは小さく小分けに落としていくのが大事なポイントです。

更に怖いのがフェンスなどの構造物の変形です。

一般的な積雪であればちょっと気をつければ良いのですが、これだけの大雪になると心配が募ります。このフェンス等の変形は雪の重さが原因ではなく、降り積もった雪が暖気等で目減りするときにかかる「沈降力」が曲者です。

この雪の沈降力は本当に強大で、アルミやステンレスなどはもちろんのこと、頑丈な鋼鉄の部材も曲げてしまうことがあります。

その対応はこちらの三協アルミさんのページがわかりやすいので御覧ください。
https://alumi.st-grp.co.jp/products/snowgarden/mame/04.html


大雪は様々に大変ですが、外構にとっても強敵です。

ぜひ、もう一踏ん張りの気遣いをいただきつつ、快適な冬を楽しんでいただければと思います。(カーポートやガレージがあると雪下ろしが大変ですが、これが無いと降雪のたびに大変な労力が必要であることも思い出していただけると幸いです。絶対的に楽ですよね!)

そして・・・

気をつけていたものの、不本意ながら雪で○○が壊れてしまったなどのことがありましたら、施工は雪解け後にはなってしまると思いますが、ご連絡いただければ対応させていただきたく存じます。

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